雑誌がすごい
9月の話で新鮮味がないのですが、暖めてたので放出します。
【イケてる雑誌はまだ強いよね】って話しをさせてください。
雑誌といえば、もうオワコンとか言われて、 相当ファッションに興味ある人じゃないとファッション誌とか読まないし、 なんならカルチャー誌とか音楽誌購読するような人は周りにいなくなっています。
そうそう、だからNIKKEIの記事にもあった通り、ファッション界でも「ギャル」っていう文化は消えてきています。
ギャル雑誌の連続休刊 渋谷発ファッションは郊外へ :日本経済新聞
なんか寂しいね、残念だね〜。
海外の友達が「日本人はすごくおしゃれ。色んなファッションをしている人がいるもん!」って言ってたけど、 「ギャル」という文化は消えかかってしまいまた1つ日本人のファッションの系統が統一されるに近づいたと…。
だけど、そんな中雑誌『ViVi』が唱えたのが「ネオギャル」という種族。 詳しくはこんな感じでまとまってました。
【ネオギャル】進化したギャルが可愛い!植野有砂さん、佐々木彩乃さん、斉藤夏海さんのファッションに注目 - NAVER まとめ
いいね〜。また新しいファッションが確立されて、ギャルブランドもネオギャル方面に移行すれば潰れないね〜
でもさ、きついこと言うと、「〇〇種族の雑誌」みたいな感じでやってるファッション誌はいずれ、時流に合わせられなくなっちゃう。だって、流行は移り変わりが激しいからそのうち「古着とかダセェェ」みたいになるのかもしれない。 どうなるかわからないから、生活者に合わせて雑誌作っていくのって難しい。
だけど、そんな中最強な雑誌があるなあと最近思うのです。
それは、カルチャー誌!
カルチャー誌がファッションを取り上げると、「〇〇種族」のための雑誌ってわけじゃないから、 毎回古着コーデやらなくていいし、毎回アフターシックスディナーコーデとかやらなくていいわけよ。 そのとき、キテるファッションを特集したら、その後はファッション特集する必要もなくなったりするわけで。
WIRED Vol.13のタイトルは「ファッションはテクノロジーを求めている」とか言ってて、 求めてるのかも知らないしテクノロジーは求められてるとか初耳かもしれないけど、 確かにそういう流れはあるわけで、WIREDが取り上げるのってなんかおもしろいな〜って。
雑誌『WIRED』VOL.13、9月10日発売!特集は「ファッションはテクノロジーを求めている:Fashion Decoded」
そんで、SWITCH Vol.32のANREALAGE特集も話題最中のブランドを取り上げて、 話題最中のカメラマン奥山由之さんを使ってたりして。
SWITCH Vol.32 No.10 FASHION ISSUE ANREALAGE SWITCH PUBLISHING(スイッチ・パブリッシング)
最近メディアで見るフィルムカメラ写真は全部奥山さんが撮ってるんじゃないか〜ってくらい人気者。
ちょっと話しずれたけど、、、カルチャー誌がファッション取り上げるのってすごいな〜いいな〜ずるいな〜って 感覚がずっとあって。 もちろん、特定の人にしか刺さらないかもしれないけど、 普段雑誌は月に1,2冊しか買わない私が9月に10冊くらい買ってしまったので、ちょっと書いてみました。
後は、定期的にGeekGirlのページがある『GINZA』もいいし(載っている人が本当にGeekなのかはさて置き)、 9月号の『アイデア』の特集は「ポスト・インターネット時代のヴィジュアル・コミュニケーション」でワクワクだった。
CBCNET » 雑誌アイデア 最新号「特集:ポスト・インターネット時代のヴィジュアル・コミュニケーション」発売
カルチャー誌がファッションを取り上げるのは最高だし最強だけど、 もう一つビビッと来た点は、 インターネットカルチャーを雑誌が取り上げるっていうところでもあるのよね。
前のブログに書いていたけど、『MASSAGE』のVol.9もインターネットカルチャーをガッツリ取り上げていて 懐かしい気持ちになったりべんきょうになったりしました。
MASSAGE 9: INTERNET CULTURE | MASSAGE
つまるところ、こうして時代はながれていってるわけで、最後に残るためには 2次元のものを3次元化する必要があるのかな〜って思ったりしています。
そんで最近創刊されたカルチャー誌はこちら。
アイドル×ファッションのカルチャー誌「OVERTURE」1号表紙は乃木坂46白石麻衣 | Fashionsnap.com
どうなるんだろう〜。 それから『Boon』も復活しましたね。どうなるんだろう〜。
まあ、こんな感じで、雑誌でワクワクしたのは久しぶりでした。 やっぱり本棚埋め尽くしてしまうし、置き場所に困る雑誌だけど、 ある意味逆説的なことをしてくれた9月の各雑誌は永久保存版だな〜。
そんな今日このごろでした。